KC50 Androidキオスクコンピュータ

完璧な内蔵スキャナでキオスクを強化

お客様がメンバーカード、IDカード、チケットなどをスキャンできるようにするには Z-Flexコネクタに取り外し可能なZebra SE4720スキャナを追加するか、任意のZebra Bluetooth／USBハンドヘルド型スキャナをペアリングすればよいだけです。コードを作成することなく、アプリケーションでバーコード情報を容易にキャプチャできるようにするDataWedgeなど、Zebra DNAの使い慣れた同じツールを使用して、Zebraのスキャナを設定して導入しましょう。Zebraのどのスキャナをお選びいただいても、ほぼあらゆる状態のあらゆるバーコードを確実にキャプチャできるので、トラブルのないセルフサービスが実現します。

決済対応

専用のUSB接続でキオスクに取り付けた、有力なサードパーティの決済端末を使用して決済できます。さらに将来は、あらゆるカードベースの決済を受け付けるために必要なあらゆるものが組み込まれた、Zebraの包括的なソリューションであるZebra Pay^TMに対応するので、あらゆるカード読み取りニーズを満たすことができます。

決済だけではなく、デジタルウォレットの決済に関連しない多くのアイテムでも、非接触型のタップツートランザクションが可能です。

Apple VASやGoogle Smart Tapに対応するので、タップするだけで、イベントチケット、搭乗券、メンバーカードやギフトカード、医療関連のIDカード、モバイル運転免許証など、デジタルウォレットに保存されているさまざまなアイテムを使用できます。ZebraのApple VAS/Google Smart Tap SDK（ソフトウェア開発キット）をご利用になると、統合が簡素化され、開発時間を短縮できます。Apple VASやGoogle Smart Tapに関する専門知識は不要です。

日常的な長時間連続使用に耐える堅牢性

あらゆるアプリケーションをパワーアップさせる最新のビジネス用Androidプラットフォーム

強力なプロセッサと大型メモリ空間で、処理の負荷が大きいさまざまなアプリケーションを強化しましょう。あらゆるKC50に組み込まれているMx（モビリティ拡張機能）によって、キオスクを容易に設定できます。たとえば、Zebra OEM Configをご利用いただくと、IT管理者は画面の輝度設定、電源設定、デバイスのI/Oポート、Power-over-Ethernet（POE）の電力プロファイルなどを含め、エンタープライズモビリティ管理（EMM）システムで、KC50のあらゆる機能を設定できます。独自の統合やコーディングは一切不要です。

堅牢かつ高速なWi-Fi 6E接続

Wi-Fi接続により、どこでも必要な場所にキオスクを配置する柔軟性が得られますが、接続品質に関して妥協するわけにはいきません。

Wi-Fi 6Eで真のイーサネットグレードの性能をユーザーに提供しましょう。ワイヤレススのピード、性能、信頼性がレベルアップします。スピードはWi-Fi 5の約2倍になります。Wi-Fi 6専用の新しい6GHz帯域に対応するので、電子レンジ、コードレス電話、防犯カメラなど、2.4GHzおよび5GHz帯域に対応するワイヤレステクノロジーの干渉がなくなります。その結果、Wi-Fi接続の堅牢性と信頼性が向上します。

長時間の連続使用に耐える堅牢性

ディスプレイはボール落下テストによって、公共空間で不可避の突発的な衝撃に耐えられることが確認されています。防塵性があり、液体の噴霧やあらゆる角度からのしぶきに耐えられます。ディスプレイは汚れ防止コーティングにより、指紋が残らないようになっています。

簡単で柔軟性の高い設置オプション 

コンセントの必要性をなくすことで導入の時間を短縮、複雑さ、コストを軽減 Power over Ethernet（PoE）サポートにより、標準のイーサネットケーブルで電源と有線のデータ接続をKC50に提供できるので、高価な電源ドロップや目障りな延長コードが不要になります。設定済みの電力プロファイルやカスタマイズした設定を適用することによって、さまざまなPoE電力割り当てをMxによるOEM Configと一致させることができ、導入がさらに簡素化されます。

Zebra DNAによる新機能の追加

この業界で最も成熟度が高く、すべて揃ったツールキットをご利用いただくと、KC50の仕様、保護、管理が容易になります。モビリティ拡張機能（Mx）の100を超える機能の中から選択して、Androidをエンタープライズクラスのオペレーティングシステムに変身させましょう。エンタープライズキーボードでのデータ入力を簡素化できる、オンスクリーンキーボードを追加しましょう。DataWedgeをご利用いただくと、コーディングしなくても、バーコードデータを受け付けることができます。Workcloud Communications PTT Proでの双方向のプッシュツートーク通話により、お客様は支援を求めて連絡することができます。Android用のLifeguard™によるタイムリーな更新とバグ修正で、Android OSバージョンの安全性を維持できます。Android用のEnterprise Mobility Development Kit（EMDK）とEnterprise Browserにより、KC50のすべての機能を活用するアプリケーションを容易に開発できます。StageNowをご利用いただくと、バーコードを手早くスキャンするか、NFCタグをタップするだけで、数台から数千台のキオスクを準備できます。さらに、多数のトラブルシューティングツールで、技術的な問題の診断と解決が簡単にできます。 

異例のライフサイクル

他の多くのデバイスと異なり、KC50キオスクコンピュータは販売期間が4年間で、モデル混在型配備のコストと複雑さが排除されます。さらに4年間、サービスが延長されるので、合わせて最大8年間、サービスとサポートを利用でき、優れた投資対効果（ROI）が得られます。